お墓のこと [その他]
本日は
雨 鬱陶しい
委託販売の作品のチェックをしながら
新たに作ったり
ディスプレイの準備や
ブースを再度確認しに行ったりしていた
〇〇〇
先日実家に石材店のご主人が訪ねてきた
相談があったようだ
父が建てたお墓の業者さん
事情で墓を継げないため、墓石を撤去してもらうことにしていた
シン(字がわからない)を入れる儀式はしておらず
実際に誰も入っていないお墓である
撤去作業などにかかる費用を見積もってもらっていた
相談というのは
墓石を撤去せずそのまま使わせてもらえないか
ということだった
同じお寺の檀家さんで、同じ墓地内に土地を確保している人が
お墓を建てたいが費用の面で困っているとのこと
そこへうちの撤去の話があった、というので
石を動かすことなく、生かせるのではないかと考えたのである
お寺さんに相談して問題ないとのお話だったと
相手方は、うちの承諾があれば使わせてもらいたいとか
うちは異存なし、むしろ他人の手に渡るとしても父の建てた物が残る
撤去の見積もりは30万円以上だったが費用が一切かからない
石材屋さんも自分がした仕事を無駄にしなくて済む
建てたい人が助かる
文字や模様などはそのまま使えないとのことで
交換や加工が必要になっても相手方が払うので問題ない
父の希望で父が書いた『絆』という文字を刻んでもらっているのだが
石材屋さんにそれをなんとかしたいという思いを話したら
縮小してプレートに刻んでくれるというので
なんだか少しホッとした
近々、手放す前にお掃除しながら拓本を採ってこよう
母は石材屋さんが帰って行った後涙を流していた
撤去せずに済むことになって、ホッとしたところがあったようだ
娘としては そういうところを見るととっても心が痛い
こんなタイミングってあるのだろうか、と思う出来事だった
これも父の思いがそうさせたのかもしれない
タグ:お墓 撤去
みんな丸く納まって良かったですね。お父様の思いがみんなに伝わったのかもしれません。
by mutumin (2016-09-23 05:37)
mutuminさん コメントありがとうございます。
そうですよね。そう思える出来事でした。
by olived (2016-09-24 13:07)
いい話ですね!
by drumusuko (2016-09-25 14:13)
drumsukoさん コメントありがとうございます。
こういうことあるんですね。
by olived (2016-09-29 05:51)